凹凸ハウス
変形した四角形の敷地の道路側に3台分の駐車スペースと前庭スペースを確保してその南側に「house」を配置した。そして、南側にテラススペースを確保し、適切な配置計画とすることができた。 南側のテラスに面してLDKを配置して、南西方向の隣地の庭の奥にある緑を借景できるように配慮した。さらに、リビング部分には吹抜けを設けて、2階部分の周囲に窓を配置することにより、建物周辺の光を効率よく受け入れることができるように配慮した。特に北側の安定した光を多く取り入れることができるように、カウンター越しに大きな窓を設け、北東側の優美な景色も望めるように配慮した。 家の顔としての北側の面に凹凸の表情を持たせ、前面道路の坂下からの見えに配慮した。凸部分はポーチとして1階に設置して、アプローチする家主をお迎えする機能を持たせた。また、凹部分は2階に設置して庇や袖壁によりアルコーブを形成し、目隠しやウインドキャッチの機能を持たせた。 南側の好環境に適切にアジャストしながらも北側の優美な空間にもアジャストした「凹凸 Faith の家」である。
- 名称
- 凹凸ハウス
- 業務内容
- デザイン監修
- 所在地
- 愛知県瀬戸市
- 用途
- 専用住宅
- 敷地面積
- 231.56㎡
- 建築面積
- 62.93㎡
- 延床面積
- 103.09㎡
- 階数
- 地上2階建
- 構造
- 在来木造
- 施工
- 新都工業
- 竣工
- 2020年6月
- プロデュース
- R+house