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相馬の雲

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 閑静な住宅地に建つ若夫婦、父親、母親(旧姓) のための多世帯住宅である。
 互いのプライバシーを確保するために各個室を共用部を挟んで分離し程よい距離感を保って配置した。
 本計画では、少々複雑なプログラムによる動かしがたいプランに対し、これには影響を及ぼさない建築の骨格を建物内部へと挿入することを考えた。
 まず始めに規範となるグリッドを設定し、柱梁全ての部材を120角に統一し、単一部材でフレームを構成させた。特に屋根架構に連続変形トラスを組み込み、約4.5mX12mの無柱空間を実現させ、家族構成の変遷に対応したフレキシブルな平面計画を可能としている。
 この結果、一定の間隔で開口部の中に柱が出現し、建築の骨格が外部へ露出する。そして透過素材を張った連続変形トラスと透過素材で切り離された間仕切 り壁は、各居室の領域や機能をゆるやかに分節しつつ平面計画の可変性を備えた、連続した一体感のある空間をつくりだした。こうして組み込まれた骨格が、 この建物に微振動を与え、建築へと昇華させるのである。
 この住宅は、次世代省エネ基準をクリアした、高断熱・高気密の仕様になっている。南側の大きな開口部からは潤沢な日照が得られ、屋根部に設けられた天窓により、効率的な換気・通風を行うことができる。また、単一部材を使用することで、ローコスト化を図っている。

キムチ小屋

連続△壁の家

北阿佐谷の家

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